N響<永遠のコンマス>マロ様のヴァイオリンこばなしが聞ける1冊

篠崎 史紀『絶対! うまくなる バイオリン 100のコツ』

絶対! うまくなる バイオリン 100のコツ

絶対! うまくなる バイオリン 100のコツ

N響の永遠のコンマスであるマロ様こと篠崎 史紀氏*1による著書。

初心者の楽器の選び方から重音の弾き方、音楽的な要素と1から100まで幅広い話題が詰まっている。

テーマが幅広過ぎてヴァイオリンを始める人からセミプロまであらゆる段階で適応することが書いてあり
1冊まるまる役に立つ!ということはないかもしれないが、
マロ様が普段考えていることをTIPSとして拾っていくには十分。*2

演奏のちょっとしたコツがヴァイオリンを弾いたことがない人でも分かるくらい分かりやすく書かれているので、一読しておいて損はない1冊

わたしが役に立ったのはこんなTIPS

技術的なことが主です。

  • 移弦の際に右ひじを下げ遅れて、肘が高いままE線を引くと、E線にかける重力が不足して弦がしっかり振動させられずに裏返る。E線を弾くときの重力はやや斜め方向にかかる。
  • 肘を机につけて弓を弾いてみる(手首だけで動かすことになる)
  • 手首が固まっていると弾いているうちに弓の軌道がずれてくる。(手首が硬直していると、肘や肩から腕を動かすことになるため)離れたところからコントロールすることは難しい。手首が一番近い。
  • トリルがうまく弾けないときは、押さえておかないといけない指まで動いている
  • ハーモニクスは、弓の圧力はそのままで指を浮かせて弾く。スピードは速くする

重音の音階練習はやったほうがいいよっていうのがデジャブのように何度も出てきて重要性が身に沁みました。
わかります。つらいんです。
  

著書中にでてきたおすすめ教本

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

カールフレッシュは内容としては素晴らしいけどむやみに手をだすもんじゃないよって言ってました。
ほんとそうですね!(今2ページ目)
  
  

巻末に記載:マロ様オススメ室内楽

最低限おさえておきたい!
次におさえておきたい!
管楽器が入る室内楽
モーツァルトのイチオシ曲

  
  
ドボナーニは初耳だったので勉強します。
だれかYouTubeでリストつくってくれませんか
  

*1: プロフィール 篠崎史紀 ヴァイオリン ミューザ夏のサマフェスでスターウォーズ特集したときにファンです!と自ら登壇していたマロ様ですが、ほんとうに結構なファンだったんですね

*2:『絶対! うまくなる バイオリン 100のコツ』はわりとタイトル詐欺。いろんなテーマで出てるシリーズらしいので、それは横においといてマロ様が書いたエッセイくらいに思うと良い感じ

*3:わたしの1人目出産ソング

*4:原文では初出ドヴォルザーク、ここではドボルザークになってて校正ちゃんとして!って気持ち